万馬券とは？獲得を目指すポイント
最終更新日 2024年5月15日 by erum
「万馬券が出やすい馬券の買い方を知りたい」
「万馬券が出る確率を知りたい」
万馬券は競馬で用いられている用語で、購入額に対する払い戻しが100倍以上の当たり馬券を指します。
つまり100円分を購入していれば1万円、1万円の購入なら100万円になる計算です。
名前の響きから1万円の当たり馬券が連想されますが、実際のところは最低ラインが100倍なので、1万円を上回ることは珍しくないです。
そもそも、100円分のみ馬券を購入する人の方が珍しいので、大抵は1万円を大きく上回る払い戻しが発生します。
ただ万馬券自体がレアですし、狙っても簡単に当てられるものではないですから、運要素が強かったり偶然当たっている人も少なくないでしょう。
・三連単がもっとも万馬券が出る確率が高い
・競馬予想なら暴露王がおすすめの理由
近年は万馬券の発生率が高くなっている
近年はオッズが大きくなる三連単の存在もあり、発生率が高くなっている側面はあります。
2000年代には億単位の万馬券とその記録が生まれているので、もはや万から連想される大きさの当たりではなくなっています。
ちなみに4億円以上の払い戻しは少なくとも過去に5回あり、2016年の8月に発生した4億2千万円が5番目に位置します。
過去最高を記録したのは2021年の3月のことで、同年の1月に続く2回目の記録的な払い戻しです。
最高額は5億5千万円と夢のある金額ですし、2019年から毎年億単位の当たりが発生していますから、2022年も期待できそうです。
これらの記録的な当たりに共通するのは、的中している票数が1票のみということです。
言い換えれば、誰も選ばないような組み合わせの馬券を買っている人が、予想の的中によって丸取りしているわけです。
競馬初心者にありがちな誤解ですが、1枚1万円の馬券のことではありませんから、その点は恥を掻かないように注意をおすすめします。
意味や定義が分かれば間違わずに済みますし、恥を掻く心配なく言葉を使うことができます。
万馬券は狙えるのか？
競艇にも同じ意味の万舟券がありますから、こちらもセットで覚えると役立ちます。
競馬なのに当たり馬券をマンシュウという場合は、この競艇の万舟券から来ていると理解できます。
しかし、競馬においてマンシュウはあまり使われず、ある程度年代が上の人に限られるでしょう。
とはいえ語源を知っていれば意味は通じますから、若い人の中にも稀に使う人がいます。
大当たりを意識的に引くには、人気馬が馬券から消えるような買い方にコツがありますが、現実には狙ってもなかなかできることではないです。
やはりデータを分析して過去の傾向から答えを導き出すのが現実的で、根気良く分析を行い買い続けることが求められます。
極論をいえば、オッズが100倍以上になれば万馬券なので、それを踏まえて出やすい券種の馬券を購入するのが王道でしょう。
予想の的中率が低いのは0以下の三連単や三連複、馬単に馬連
予想の的中率が低いのは0以下の三連単や三連複、馬単に馬連ですから、これらは一見して購入の選択肢から外した方が良いと思いがちです。
逆に最も当たりやすいのは16%を超える複勝ですが、3着までを馬番号で予想して指定しなければいけないので難易度はそこそこ高いです。
次いで単勝ですが、単勝は的中率が5%台にまで下がるので、複勝との差は決して無視できないです。
理論上、三連単の馬券を購入して100倍以上の払い戻しが発生する確率は、1万回の購入に2回出るかどうかです。
これは流石に狙って出せるものではありませんし、改めて購入の選択肢からは外した方が良いことが分かります。
単勝は5.5%くらいの確率で当たりますが、払い戻しが100倍以上になる確率は1%を切ります。
2番目に当たりやすい券種でもこの数字ですから、難易度は誰の目にも明らかでしょう。
三連単は的中した場合の万馬券発生率は75%
万馬券の出やすさでいうと、以外なことに的中率が0.6%を少し上回るくらいの馬連が、約10%くらいの確率で100倍以上の払い戻しが発生します。
更にいえば的中率がもっと下がる馬単が逆に約30%の確率で100倍以上、三連複でもそれに近い数字で同じく100倍以上です。
ただし、三連複はそれ自体が0.1%くらいの当たりに留まるので、馬単の方が狙いやすいのは確かです。
三連単は約0.02%という当たりにくい買い方の筆頭ですが、見事に的中した場合の万馬券発生率は75%にもなります。
勿論、的中させられたらの話ですから、75%の数字だけを見ても意味はないです。
ところが可能性でいえば三連単が一番ですし、買い方によっては十分に狙っていけます。
後は資金を節約しつつ継続的に買うのが正解で、フォーメーション買いをすると節約と継続が両立できます。
1枚の大当たりにこだわらないのであれば、もう少し当たる確率の高い券種を選び、枚数を増やして挑戦するのが良いでしょう。
払い戻しは100倍を下回ってしまうかもしれませんが、50倍くらいにまでハードルを下げれば、その分当たりが出やすくなります。
まとめ
それでも100倍以上の大当たりを夢見たいなら、予想外のレース展開が起こりそうな馬場を狙いそこに賭けるのがおすすめです。
運要素の影響が大きいことは否定できませんが、誰もが予想した通りのレース展開になるよりは、払い戻しが大きくなる可能性が上がります。